【一日一鉄】隠れた拠点?新鵜沼 2019年10月2日

新鵜沼駅

名古屋を中心にネットワークを広げる私鉄・名鉄。

少ないホームで大量の列車を捌く名鉄名古屋や、
単線区間がある名鉄岐阜駅、
間借りしている豊橋駅など、
迷要素を多く持っている鉄道会社だが、

沿線住民や利用者以外からはあまり認識されていない拠点駅がある。

それが新鵜沼駅。

岐阜県各務原市にある駅で、
犬山線と各務原線の起終点に当たる駅。

この駅は各務原市だけでなく、
周辺都市から名古屋へ行くために非常に重要な駅となっている。

各務原市西部は岐阜駅乗換が早いものの、
東部は新鵜沼から名鉄に乗ったほうが早い。

太多線と中央本線で名古屋と繋がる美濃加茂市からでも
鵜沼を経由したほうが早く安く済む。
さらに関市や美濃市、郡上市、加茂郡からでも、
新鵜沼から名鉄に乗るほうが早く安いケースが非常に多い。

加えて中部国際空港への直行列車「ミュースカイ」が発着しているのも大きい。

カオスな駅もいっぱいあるけれど、
非常に便利な立地をしている駅もある。
それが名鉄。