非電化閑散路線というと
短編成の列車が長距離を走るというイメージが強い。
もちろん一概ではなく
姫路駅から伸びる姫新線には
2駅間、わずか10分で終着する列車が設定されている。
それは姫路−余部間で運行されている列車で、
市内で完結する。
この列車は余部駅の先にある
姫路鉄道部への入出庫も兼ねており
いわゆる間合い運用とも言える列車だ。
非電化閑散路線とはいえ
中核市姫路の通勤通学需要があるため
それなりに人が乗る区間でもあるからだ。
18きっぷの旅などをしていると
見逃しがちな短距離運用。
それを見ていくと
その地域の人の動きが見え
理解が一層深まる。