１本の線路を短編成の列車が走る風景は
旅情を誘い、旅に出たくなるが
大都市の複々線も
都会民以外には興奮する光景だ。
JR西日本でも屈指の運行頻度がある京都線。
新快速や特急は外線を走り、
普通や快速（一部）は内線を走るため
まるで列車同士が競争しているように見える。
もちろん外線は停車駅が少ないため
普通が駅に到着すると追い抜いていってしまうが、
カーブなどの線形によっては減速を強いられるため
抜きつ抜かれつの光景になることもある。
普通列車が特急を追い越すさまなどは
複々線ならではの光景で
普通列車に乗っていると
なんとなく勝った気分にもなる。
よく秘境駅などが話題になるが
都会民には当たり前の光景が
田舎暮らしにとっては驚きの景色なのである。
