重厚な車体が特徴のキハ47。
昭和の薫り残る列車だ。
大都市部で見ることはほぼ無くなったが、
地方の非電化路線ではまだまだ活躍しているところもある。
山陰本線の豊岡(城崎温泉)から浜坂では
主力級の活躍をしている区間の一つ。
JR形の列車は通常運用では入らず
(特急除く)
狙っていかなくても国鉄列車に乗れる場所になっている。
車内も大きくリニューアルされておらず、
古いボックス席や上下に開く窓などが未だにある。
日本海沿岸やトンネル、山の間を抜けていく路線と
唸るエンジン音が相まって
一昔前に戻ったような感覚にしてくれる。
平成末期生まれでも昭和が体感できる場所だ。