【一日一鉄】これだけICカードが使えないと注意されていても… 2020年7月7日

大垣駅美濃赤坂支線ホームの注意書き

改札でタッチするだけで
鉄道に乗れる交通系ICカード。

きっぷを買わずに済むので便利だが、

目的地を設定しないため金額も気にしなくても
改札を通れてしまう。

そんなICカードで頻発しているのが
エリア外まで乗車すること。

エリア外に多いワンマンカーでは
ICカードの履歴を消せないため
運賃を現金で精算する必要があり
遅延も発生している(例外あり)。

そのためワンマンカーなのに
車内検札のための乗務員が乗務する
本末転倒な運用もある。

エリアの隣の駅なら可愛い方で、
名古屋からしらさぎに乗って
金沢まで行くのにICカードで乗車していたりする。

毎回列車に乗るたびに一人は目撃するし、
ひどい時は10人以上いたこともある
(大概若い女性:個人の意見です)。

駅ではエリア外の注意喚起も行っているが
そういう人には全く目につかないのだろう。
救済措置(現金精算・履歴削除)があるがゆえに、
「乗っちゃっても大丈夫」のような心理が働いているのかも知れない。

とはいえエリアをまたぐ列車などもあるので、
抜本的な対策はとれそうもない。
このまま変わらず現状が維持されるのだろう。