【一日一鉄】列車案内にもお国柄が… 2020年3月25日

中国上海南駅の列車案内標

駅のホームや改札口で
列車の情報を乗客に知らせるのが
列車案内板。

時刻・列車名・停車駅・のりばなど
乗客が列車を区別するのに
非常に重要な設備だ。

(小さな無人駅にはない)

日本では多国語表記が流行っていて、
JRでは英語表記、
私鉄などでは中国語や韓国語の表記も行われている。

「おもてなし」として鉄道会社はアピールしているが、
普段から鉄道を利用している人からは
あまり評判が良くないのも確かだ。

(中国語は日本語とほぼ同じ漢字表記、
韓国語は英語と同じ表音文字)

所変わって
これまた多くの外国人が訪れる
上海の駅。

中国の場合は
英語表記どころか
中国語だけの表記が多数。
(例外もあり、地下鉄には英語もある)

漢字が読める文化圏ならまだしも
それ以外の国の人には全く読めない。

どちらがよいという
優劣はないけれど、
何度も案内が切り替わったり、
駅名標がごちゃごちゃしているのは
あまり良いことではないだろう。