様々な風景が流れていく車窓は
旅の楽しみの一つでもある。
似たように見える景色でも
地方によって特色があり、
屋根瓦の形や色で地域が判別できる時もある。
そんな特色のある車窓があったのが三江線。
三瓶山周辺の急峻な山を江の川に沿っていく路線だったが、
それに加えて石州瓦の赤色が加わる。
なんと緑、青、赤と三原色の景色が続くのだ。
さらにバラストの色も瓦と似ており、
下半分が赤くなっている。
通るたびに違う車窓。
毎日乗っていても少しずつ違いがある。
下の画面ばかり見ず、
窓の外を覗いてみれば、
新たな発見があるかもしれない…