鉄路を走るという特性から
どうしても勾配に弱い鉄道。
なので極力勾配を避けるように
線路は敷かれるのだが
地形的に致し方ない箇所はいくつもある。
日本の大動脈である
東海道本線も、
東から関ヶ原に向かっていく箇所は
ものすごい急勾配で登っていく。
線路も複線に見えるが
実際は下り勾配の上り本線と
垂井線という支線からなっており
登りの下り本線は別箇所を通っている。
今でこそ車両性能の向上でなんとも無いが、
パワーのない昔の車両だったらと考えると
わざわざ別経路をとったことも納得できる。
地図からではわからない、
百聞は一見に如かずの区間だ。