315系の導入が話題となっているJR東海。
そのなかでひっそりと消えていくものがある。
それが特急列車に冠されていた
「ワイドビュー」の名前だ。
これまで車窓の良さを売りにして
ひだ、しなの、南紀、ふじかわ、伊那路の
JR東海車両を使用する特急に
つけられていたが、
この春のダイヤ改正で消滅することになった。
これはキハ85系に置き換えて
HC85系がデビューすることへの布石ともいえる。
実際に2022年の夏に新型が営業運転を開始する予定だ。
一斉ではなく徐々に置き換わっていくだろうが、
カミンズ製のエンジンをかき鳴らして走る姿は
あと少しということになる。
内燃機関が徐々に減っていくのは
少しさみしいが時代の流れには逆らえない。
新型が走り出すと多くの人が訪れるだろう。
大きな揉め事がなければいいのだが。