【一日一鉄】短くなった南紀 一両増結されるも… 2021年10月16日

津駅に到着する特急ワイドビュー南紀

名古屋から南に向かう特急、
ワイドビュー南紀。

名古屋から新宮、そしてJR西の紀伊勝浦まで乗り入れる
三重県にとって重要な交通手段となりうる列車だ。

しかし近年は紀勢自動車道・熊野尾鷲道路の開通、
それに伴う高速バスにより
利用者が低迷。

コロナによる直撃も受け
2020年11月から通常2両編成となり
グリーン車が廃止された。

せっかくの特急列車だが
同系車両を使用する「ひだ」のような
高山・下呂といった観光地が少ないのも痛い。

そんな南紀だが繁忙期などは
3両〜6両に増結されることもあり、

3両の場合は中間車でなく
先頭車に先頭車が連結される形になることも。


車両の運用上仕方がないとはいえ
「どうにかならんかったか」と思える光景だ。


381系のやくもだと
4両編成を分割して増結したような編成もあるので
南紀はまだマシな方と言えるかもしれない。

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