【一日一鉄】路線が跨ぐ、様々な境界の中で 2021年3月5日

太多線下切駅にある可児市と多治見市の境界

広域輸送を担う鉄道は
多くの地方公共団体を跨いで線路が敷かれている。

そのため数々の境界があるのだが

可児市と多治見市を跨ぐ太多線は
ちょうど境界線上に下切駅がある。

さらに細い側溝のような川が境界という
迫力に欠ける?境界となっているのが特徴だ。

ホームを行き来するだけで
市と市を行ったり来たりでき、
スマートフォンのナビアプリなどでは
逐一住所が変わるのを見ることが出来るのは
境界線上ならではだ。


実際には存在しない地図上の線を思い浮かべながら
境界をゆくのもまた旅のひとつである。