【一日一鉄】勾配の凄さを堪能できる篠ノ井線 2020年8月4日

姨捨駅を出発する普通列車

鉄道は鉄のレールと車輪の摩擦で走るため
とても滑りやすい構造だ。

それゆえに抵抗が少なく燃費(電費)は凄く良いのだが、
どうしても勾配に弱い。

極力坂がないように敷かれている鉄道だが、
地形の関係でどうしても坂になっているところもある。

篠ノ井線は松本盆地と長野盆地を結ぶ路線だが
地形の都合で急峻な峠ルートを通っているため
勾配が目に見えて急だ。

姨捨駅などスイッチバックの駅があることでも有名だが、
水平な駅があるゆえに本線の勾配がより凄く見えるのも
篠ノ井線の特徴となっている。

景色だけでなく、
路線の歴史や構造を知ると
より旅が面白くなる。