岡山県北部備北地域の
交通の要所である「新見」。
伯備線と姫新線、
さらには芸備線が乗り入れており、
中国道も通っている。
そんな新見駅の1,2番のりばの端には
駅名標と並んで「158キロポスト」が置かれている。
ポストも年季が入っており
白い塗装も剥げて木目がはっきりと浮き出ているほどだ。
駅ホームにキロポストがあることは
珍しい方に入るので貴重な駅のひとつだ。
このキロポストは姫新線のもので、
姫路から津山を経由しての距離となる。
ただし新見駅は158.1km地点であり、
停車場の中心まではまだ100mあるということになっている。
新しい駅ではキロポストが簡略化され、
ボードのようなものへ置き換わったりしているが、
やはり木製のポストの方が旅情が漂う。
日本の鉄道文化として残していってほしい。