各路線や鉄道会社の違いを楽しむのも旅の醍醐味。
やはり特徴的なのがJR西日本の25キロ制限。
中国地方の閑散路線を中心に実施されている。
「ゆったりと景色を楽しんでください」
という”おもてなし”の心ではなく、お金の問題。
制限がかけられているのはカーブが多かったり、
崖や土砂崩れなどが起こりやすい(過去起きた)場所。
閑散路線は走らせるほど赤字が膨らみ、
運行本数も少ないので法面整備や線路の補強などにお金を掛ける余裕がない。
そのため落石があったりしてもすぐ止まれる速度で走っているわけ。
本当の理由は致し方ないものだけど、
やっぱりゆっくり走ってくれるのは嬉しい。
せっかく列車に乗るのだから、少しでも長く乗っていられる、
景色を楽しめると思ってしまうのは特殊なのだろうか。